2010年05月17日
四国遍路考(28)
『時代:5』
歩き遍路では一般的にお遍路さん専用の宿を使います。「遍路宿」と呼び、宿の主のお話を聞くととても興味深いことがあります。そしてそのお話でまさに時代を感じます。
昔はどうだったとか、最近のお遍路さんはどうだとか、変化が分かります。はっきり言えることは「歩き遍路」をする人が減少していること。やはり交通機関が発達してバスやタクシーで回り、観光地のホテルに泊まるパタンが増えているようです。
また後継者問題も耳にします。老夫婦が経営する遍路宿では、孫が継いでくれたら良いがと吐露されていました。歩き遍路をする者にとっては何とか続けて欲しいものです。

(遍路宿は極めて質素、でも心遣いは十分感じます)
歩き遍路では一般的にお遍路さん専用の宿を使います。「遍路宿」と呼び、宿の主のお話を聞くととても興味深いことがあります。そしてそのお話でまさに時代を感じます。
昔はどうだったとか、最近のお遍路さんはどうだとか、変化が分かります。はっきり言えることは「歩き遍路」をする人が減少していること。やはり交通機関が発達してバスやタクシーで回り、観光地のホテルに泊まるパタンが増えているようです。
また後継者問題も耳にします。老夫婦が経営する遍路宿では、孫が継いでくれたら良いがと吐露されていました。歩き遍路をする者にとっては何とか続けて欲しいものです。
(遍路宿は極めて質素、でも心遣いは十分感じます)
Posted by ドキターKAZ at 21:49│Comments(5)
│四国巡礼
この記事へのコメント
歩き遍路だからこそ
一度は訪れてみたいと憧れるに。。。
時代の流れなんですね。
一度は訪れてみたいと憧れるに。。。
時代の流れなんですね。
Posted by ベルちゃん
at 2010年05月18日 22:09

「蚤虱(のみしらみ)馬の尿(しと)する枕もと」
宮城の鳴子温泉から山形に抜ける、 尿前(しとまえ)の関所。付近の人里で宿を借りた俳人【松雄芭蕉】の有名な一句ですが、それに比して今の教授は最高な環境でご宿泊。
宮城の鳴子温泉から山形に抜ける、 尿前(しとまえ)の関所。付近の人里で宿を借りた俳人【松雄芭蕉】の有名な一句ですが、それに比して今の教授は最高な環境でご宿泊。
Posted by 温水プール♪ at 2010年05月19日 13:26
ミス!です。
【松雄芭蕉】⇒【松尾芭蕉】でした。
【松雄芭蕉】⇒【松尾芭蕉】でした。
Posted by 温水プール♪ at 2010年05月19日 13:30
to:ベルちゃん
ちょっとしたきっかけがあればトライできるのではないでしょうか。得るものは多いと思います。
ちょっとしたきっかけがあればトライできるのではないでしょうか。得るものは多いと思います。
Posted by ドキターKAZ at 2010年05月19日 22:06
to:温水プール♪さん
そうですね、時代の差とはいえ環境は満ち足りていました。私の場合頭が枕につく前から高いびき状態でした。
「いびきのみ妻のしっとする枕もと」
そうですね、時代の差とはいえ環境は満ち足りていました。私の場合頭が枕につく前から高いびき状態でした。
「いびきのみ妻のしっとする枕もと」
Posted by ドキターKAZ at 2010年05月19日 22:12