2019年08月08日
太平洋クルーズ体験録(100/100):エピローグ:感謝
今日で令和も100日目、本体験談録100件は少々長かったですが楽しい振り返りでした。継続してお読みいただいた方、コメントしてくださった方、ありがとうございました。
21日間にわたる長期旅行は無事終了、クルーズの醍醐味を味わえたことに感謝です。今回の体験は我々の体の中に共有財産として残りました。“命”という時間をあとどれくらいいただけるかは別として、次なる区切りは結婚45周年、50周年。5年後といわず、残り人生を考えると少しスパンを短くして異なる海をクルーズしたい、そして更に好奇心に磨きをかけたいです。
今までに無かった体験をし、知らない世界に気付き、学び成長すること。つまり“人生と言う名のクルーズ”を可能な限り、楽しく続けていきたいです。
全ての体験と出会った方々に感謝また感謝。 合掌



21日間にわたる長期旅行は無事終了、クルーズの醍醐味を味わえたことに感謝です。今回の体験は我々の体の中に共有財産として残りました。“命”という時間をあとどれくらいいただけるかは別として、次なる区切りは結婚45周年、50周年。5年後といわず、残り人生を考えると少しスパンを短くして異なる海をクルーズしたい、そして更に好奇心に磨きをかけたいです。
今までに無かった体験をし、知らない世界に気付き、学び成長すること。つまり“人生と言う名のクルーズ”を可能な限り、楽しく続けていきたいです。
全ての体験と出会った方々に感謝また感謝。 合掌



2019年08月07日
太平洋クルーズ体験録(99/100):5つの目標⑤:夫婦共有体験を増やす
今回も共有体験を今まで以上に増やすことが出来ました。見聞したことの受け止め方に違いがあっても受け入れることで楽しさを維持できる。意味づけをして共感すればクルーズの魅力は倍増し、互いにまた異なったクルーズに行きたいという気持ちが生まれました。
船上で昼寝をするという贅沢を知ってしまった。互いにモノコト研をして文化の違い等を肌で感じられた。等々。一方で単独行動をしている際に夫婦のありがたみも再認識。四国巡礼時にも感じましたが、二人で対応すると便利なコトが多かったです。
ということで、共通の思い出話がたくさんできました。4月に既に終わっているのに今でも本FB記事を肴に毎日クルーズを続けている気分にもなります。将来天国でも思い出して楽しく会話できることでしょう。



船上で昼寝をするという贅沢を知ってしまった。互いにモノコト研をして文化の違い等を肌で感じられた。等々。一方で単独行動をしている際に夫婦のありがたみも再認識。四国巡礼時にも感じましたが、二人で対応すると便利なコトが多かったです。
ということで、共通の思い出話がたくさんできました。4月に既に終わっているのに今でも本FB記事を肴に毎日クルーズを続けている気分にもなります。将来天国でも思い出して楽しく会話できることでしょう。
2019年08月06日
太平洋クルーズ体験録(98/100):5つの目標④:ビジネスヒントを得る
今回得たヒントの最たるものは「人が喜ぶ時空間を提供する」こと。その場に身をおいて楽しくなる、気持ちよくなる、嬉しくなる・・・そんな機会をセッティングすれば人が集まってくるのは当然です。
具体的には“シアターでの音楽”。懐かしい曲が流れるとシニアはあれこれ思い出し、感傷に浸れるものです。辛かった頃、頑張った頃を思い出し自分を褒めたくなる。あるいは“巧みな話術”。人は常に笑いを求めている、皆で同時に笑うと仲間意識も持てます。
そしてキーワードはやはり“創造”。船会社が過去のプログラムで得た知見の集大成が現在のそれですが、全てに“最初”があった。最初に考えた人は尊敬に値します。私としても今後のNPO活動において創造的に生きた証を残したいです。



具体的には“シアターでの音楽”。懐かしい曲が流れるとシニアはあれこれ思い出し、感傷に浸れるものです。辛かった頃、頑張った頃を思い出し自分を褒めたくなる。あるいは“巧みな話術”。人は常に笑いを求めている、皆で同時に笑うと仲間意識も持てます。
そしてキーワードはやはり“創造”。船会社が過去のプログラムで得た知見の集大成が現在のそれですが、全てに“最初”があった。最初に考えた人は尊敬に値します。私としても今後のNPO活動において創造的に生きた証を残したいです。

2019年08月05日
太平洋クルーズ体験録(97/100):5つの目標③:モノコト研究
“モノコト研”は自分の趣味として認識してからかれこれ30年経っています。「面白い」「なあるほど」と思った瞬間が研究のタイミング。携帯電話にカメラ機能がついた時から写真での保存を始めました。視覚情報があれば一瞬でそれを思い出せる。
旅に出れば間違いなくモノコト研ができる。日頃見慣れないモノ、知らなかったコトが満ちあふれているからです。大半は自然のものではなく人が介在したものなので、それを研究すれば人間の発想の分析ができて楽しいです。
過去の2度のクルーズでもモノコト研を楽しみ、私のブログ「Dr.KAZのモノコト研究所」で特集をしました。今回も同様にたっぷり研究でき、これらを見ると旅そのものを再現することにも繋がります。
ブログの特集記事⇒http://monokoto.cocolog-nifty.com/blog/cat24213462/index.html


旅に出れば間違いなくモノコト研ができる。日頃見慣れないモノ、知らなかったコトが満ちあふれているからです。大半は自然のものではなく人が介在したものなので、それを研究すれば人間の発想の分析ができて楽しいです。
過去の2度のクルーズでもモノコト研を楽しみ、私のブログ「Dr.KAZのモノコト研究所」で特集をしました。今回も同様にたっぷり研究でき、これらを見ると旅そのものを再現することにも繋がります。
ブログの特集記事⇒http://monokoto.cocolog-nifty.com/blog/cat24213462/index.html
2019年08月04日
太平洋クルーズ体験録(96/100):5つの目標②:人との交流
旅にはヒト、モノ、コトとの出会いがある、特に人との出会いは刺激的です。乗員も乗客も多国籍の人々で構成され、時空間を共有しながら異国を巡るのがクルーズ。このような環境下で“好奇心”と最低限の“語学力”さえあれば国際的な交流は容易です。
ざっと思い起こせば、オーストラリア、香港、韓国、イギリス、PNG、フィリピンの方と交流でき楽しかったです。過去のクルーズ体験や日本での旅行予定を聞き出すことからはじめ、趣味や各国の状況等の情報交換が主でした。中には今なおメールで連絡している方もいて有り難いです。
皆さんクルーズを楽しもうという目的意識が同じなので、仲間意識を持てる。50カ国以上の人達が大きな船の中で体験を共有している、こんなに平和な環境に感動しました。



ざっと思い起こせば、オーストラリア、香港、韓国、イギリス、PNG、フィリピンの方と交流でき楽しかったです。過去のクルーズ体験や日本での旅行予定を聞き出すことからはじめ、趣味や各国の状況等の情報交換が主でした。中には今なおメールで連絡している方もいて有り難いです。
皆さんクルーズを楽しもうという目的意識が同じなので、仲間意識を持てる。50カ国以上の人達が大きな船の中で体験を共有している、こんなに平和な環境に感動しました。
2019年08月03日
太平洋クルーズ体験録(95/100):5つの目標①:地理や文化の研究
我々は旅行に出る際に毎回5つの目標を持って出かけます。毎回旅行後の振り返りではそれぞれがどのくらい達成できたかをチェックして楽しみます。
まずは外国の「地理や文化や歴史の研究」。今回も初めて訪れる地での実体験は貴重で、多くの研究ができました。地球を部分的に縦断し、短期間で気候の変化を感じられたのは特筆すべきことです。文化の点では国毎に大きな差があり、先進国に住む有り難さを感じる反面、素朴さへの郷愁も覚えました。歴史面ではラバウルの戦争博物館や旧日本軍のトンネルの記憶は脳裏に焼き付きました。
残念ながら短期間では現地の経済の実態、生活や人間関係、教育制度等、は分らない。異国に対する興味は尽きません。


まずは外国の「地理や文化や歴史の研究」。今回も初めて訪れる地での実体験は貴重で、多くの研究ができました。地球を部分的に縦断し、短期間で気候の変化を感じられたのは特筆すべきことです。文化の点では国毎に大きな差があり、先進国に住む有り難さを感じる反面、素朴さへの郷愁も覚えました。歴史面ではラバウルの戦争博物館や旧日本軍のトンネルの記憶は脳裏に焼き付きました。
残念ながら短期間では現地の経済の実態、生活や人間関係、教育制度等、は分らない。異国に対する興味は尽きません。
2019年08月02日
太平洋クルーズ体験録(94/100):教訓④:セカンドシーティング
夕食は二部制になっており、18時からと20時半からに分かれる。過去2回のクルーズでは共にファーストだったのですが、今回は初めてセカンド。ディナーを済ませステージショーを楽しみキャビンに戻るのが毎晩23時半でした。
人は馴染んだやり方だと安心できるもの。夕食時間が遅く、最初は抵抗があったのですが、慣れてしまえばセカンドシーティングでも問題なく快適に過ごせました。ひょっとして日常生活にもちょっと順番を変えるような工夫が考えられるかも。
但し選択肢があって自ら選べるのと、指示されたものに従うのは少々違う。今回旅行社の都合で一方的に指定されましたが、これに限らず次回以降は申し込む段階から意思を明示して旅行を組み立てたいと思いました。



人は馴染んだやり方だと安心できるもの。夕食時間が遅く、最初は抵抗があったのですが、慣れてしまえばセカンドシーティングでも問題なく快適に過ごせました。ひょっとして日常生活にもちょっと順番を変えるような工夫が考えられるかも。
但し選択肢があって自ら選べるのと、指示されたものに従うのは少々違う。今回旅行社の都合で一方的に指定されましたが、これに限らず次回以降は申し込む段階から意思を明示して旅行を組み立てたいと思いました。
2019年08月01日
太平洋クルーズ体験録(93/100):教訓③:定量化
温湿度を定量化できたのは正解でした。場所によりかなり変化すると予想し、小型の温湿度計を直前に買い求めて持参しました。蒸し暑さとか涼しさを人に伝える場合、あるいは将来自分で認識する場合、定量化しておけば納得できる、“見える化”とも言える。
同様に定量化して記録したいと思ったのは“船の揺れ具合”、次回は船の傾きの量を把握するために水準器もどきを持って行こうと思いました。もしも「においセンサー」とか「紫外線量測定具」が安価に入手できるならそれも持参してみたい気分。
ちなみに今回の旅行で撮影した写真の枚数は約3500枚、動画の数は約300シーンに及びました。一日平均170枚、15シーンとなり記録の量が多かったと感じます。FBでの本体験録ではその中から300枚を使ったことになります。



同様に定量化して記録したいと思ったのは“船の揺れ具合”、次回は船の傾きの量を把握するために水準器もどきを持って行こうと思いました。もしも「においセンサー」とか「紫外線量測定具」が安価に入手できるならそれも持参してみたい気分。
ちなみに今回の旅行で撮影した写真の枚数は約3500枚、動画の数は約300シーンに及びました。一日平均170枚、15シーンとなり記録の量が多かったと感じます。FBでの本体験録ではその中から300枚を使ったことになります。
2019年07月31日
太平洋クルーズ体験録(92/100):教訓②:英語力
過去2回のクルーズツアーは日本人添乗員付きでしたが今回は付かず、オプショナルツアーなど自力で対応せざるを得ませんでした。90年代に半年間米国に長期出張した際、英語力にはある程度自信を持って帰国したのですが、使わないと間違いなく錆び付く。
もう少し英語力があったら、もっと充実したクルーズになったでしょう。最もそれを感じたのがビハインドザツアーでした。船内各所で責任者の方が説明して下さるのですが、なかなか細部は理解しきれず、今思うとちょっと悔しいです。
毎晩ステージショーを楽しみましたが、かならず冗談が飛び出す。観客はどっとわくのですが自分は笑えず、これではつまらない。やはり海外旅行を120%楽しむには英会話力は必須。今からでも遅くは無い、少しずつ磨き続けたいと思いました。



もう少し英語力があったら、もっと充実したクルーズになったでしょう。最もそれを感じたのがビハインドザツアーでした。船内各所で責任者の方が説明して下さるのですが、なかなか細部は理解しきれず、今思うとちょっと悔しいです。
毎晩ステージショーを楽しみましたが、かならず冗談が飛び出す。観客はどっとわくのですが自分は笑えず、これではつまらない。やはり海外旅行を120%楽しむには英会話力は必須。今からでも遅くは無い、少しずつ磨き続けたいと思いました。

2019年07月30日
太平洋クルーズ体験録(91/100):教訓①:親善外交
クルーズに出る際は毎回ちょっとした外国人向けのミニギフトを持参して交流のきっかけとしています。過去二回は富士山の絵はがきに、漢字文字を墨書したものを使いました。共に日本を語れるモノだったので好評でした。
今回はたまたま天皇陛下の退位のタイミングにあたり、その記念切手としました。更に来年のオリンピックでも注目を集めており、その記念切手もセットにすることを考え、更に天皇陛下御即位30周年記念を説明する写真と説明シートを加えました。
これらを渡して内容を説明すると全ての外国人の方は喜ばれ、日本に対して親密感をもっていただけたと思います。何せ日本へ向けての航海なので、日本人としては到着前の“おもてなし”の気持ちを伝えたかったです。
過去のブログ記事⇒https://memoryart.eshizuoka.jp/e1014186.html



今回はたまたま天皇陛下の退位のタイミングにあたり、その記念切手としました。更に来年のオリンピックでも注目を集めており、その記念切手もセットにすることを考え、更に天皇陛下御即位30周年記念を説明する写真と説明シートを加えました。
これらを渡して内容を説明すると全ての外国人の方は喜ばれ、日本に対して親密感をもっていただけたと思います。何せ日本へ向けての航海なので、日本人としては到着前の“おもてなし”の気持ちを伝えたかったです。
過去のブログ記事⇒https://memoryart.eshizuoka.jp/e1014186.html


2019年07月29日
太平洋クルーズ体験録(90/100):五感で感じる⑤:風
旅行中時折感じたのが風です。船のトップデッキに出たとき、キャビンからバルコニーに踏み出したとき、等。寒いときに吹く風は厳しさとか辛さを感じますが、暑いときに吹く風は気分的に救われることもあります。
洋上での風は暑さを助長するように感じる場合と心地よく感じる場合がありました。船の運航にも風は重要なファクターで、キャビン内のモニターには逐次風向と風速が表示される。船の速度に影響を与えるためでしょう。
マニラのスタバでは一味違った風も感じました。人の出入りにより開閉する入り口から、空調の効いた室内に入り込むもわっとした風で、独特な空気感でした。酸素を必要とし、空気の中で生活する人間にとって色々な“風”があるものです。


洋上での風は暑さを助長するように感じる場合と心地よく感じる場合がありました。船の運航にも風は重要なファクターで、キャビン内のモニターには逐次風向と風速が表示される。船の速度に影響を与えるためでしょう。
マニラのスタバでは一味違った風も感じました。人の出入りにより開閉する入り口から、空調の効いた室内に入り込むもわっとした風で、独特な空気感でした。酸素を必要とし、空気の中で生活する人間にとって色々な“風”があるものです。
2019年07月28日
太平洋クルーズ体験録(89/100):五感で感じる④:日差し
日照時間が少なく日差しを欲している国もあるでしょうが、今回のクルーズでは縁遠い世界。出発地のシドニーでの日差しの強さをまず感じました。聞くと紫外線が強い地域のようで、曇っていても油断ができないとか。
船内では屋上階に出て当日の天候を体感する方が多く、日差しを楽しみプールサイドで日光浴をされる方も多かったです。赤道付近の“熱帯度”はかなりのもの、日に焼けたデッキを裸足で歩くことは出来ずびっくりしました。
やはり日中の日差しが印象に残りますが、早朝のそれや西日、黄昏時のそれも趣がありました。全ては太陽と地球の角度のなせるわざ、真上から照らしつけられる感覚も味わいました。赤道通過後の北上に合わせ暑さや日差しは日ごとに変わり、これも理屈通りでした。



船内では屋上階に出て当日の天候を体感する方が多く、日差しを楽しみプールサイドで日光浴をされる方も多かったです。赤道付近の“熱帯度”はかなりのもの、日に焼けたデッキを裸足で歩くことは出来ずびっくりしました。
やはり日中の日差しが印象に残りますが、早朝のそれや西日、黄昏時のそれも趣がありました。全ては太陽と地球の角度のなせるわざ、真上から照らしつけられる感覚も味わいました。赤道通過後の北上に合わせ暑さや日差しは日ごとに変わり、これも理屈通りでした。
2019年07月27日
太平洋クルーズ体験録(88/100):五感で感じる③:暑さ
幸いなことに寄港地はどこも晴れで各地の天候を肌で感じました。オーストラリアの季節は秋、これに対しパプアニューギニアとフィリピンは日本人にとっては夏でした。外出して帰船時に浴びたシャワーの気持ちよいこと!
PNGのアロタウでは午後から散歩に出ましたが汗びっしょりになりました。ラバウルでは木々に囲まれたエリアでは温度以外に湿度の高さも実感。フィリピンのマニラでは主要ポイントでバスから降りて観光しましたが、その暑さに閉口でした。
観光客にとっては極端な条件でも現地で生活している人にとっては平気なのかも。船内では空調のおかげで快適な生活が可能。デッキ3のプロムナードデッキを歩いている際、船内出入り口前を通過すると冷気がふっと吹いてきて空調の有り難さを実感しました。


PNGのアロタウでは午後から散歩に出ましたが汗びっしょりになりました。ラバウルでは木々に囲まれたエリアでは温度以外に湿度の高さも実感。フィリピンのマニラでは主要ポイントでバスから降りて観光しましたが、その暑さに閉口でした。
観光客にとっては極端な条件でも現地で生活している人にとっては平気なのかも。船内では空調のおかげで快適な生活が可能。デッキ3のプロムナードデッキを歩いている際、船内出入り口前を通過すると冷気がふっと吹いてきて空調の有り難さを実感しました。
2019年07月26日
太平洋クルーズ体験録(87/100):五感で感じる②:におい
シドニーまでの飛行機の中で、芳香を機内に漂わせるサービスを実感しました。狭い場所で長時間とどまるストレスを少しでも発散させようとする試みで流石だなと思いました。
バッフェレストランのにおいで過去2回のクルーズを思い出しました。多分似通った食材を使っているためでは無いでしょうか。個々には食欲をそそる良いにおいなのですが、ミックスされると独特なにおいになる。
嗅覚は特にはたらかなかったのですが、ラバウルの戦時中に掘られたトンネル内では身体全体で感じる何かがありました。戦時中に現地に送り込まれた日本人がどんな気持ちでこれを掘り、生活していたのだろうか。五感で感じるにおいだったと思います。



バッフェレストランのにおいで過去2回のクルーズを思い出しました。多分似通った食材を使っているためでは無いでしょうか。個々には食欲をそそる良いにおいなのですが、ミックスされると独特なにおいになる。
嗅覚は特にはたらかなかったのですが、ラバウルの戦時中に掘られたトンネル内では身体全体で感じる何かがありました。戦時中に現地に送り込まれた日本人がどんな気持ちでこれを掘り、生活していたのだろうか。五感で感じるにおいだったと思います。
2019年07月25日
太平洋クルーズ体験録(86/100):五感で感じる①:揺れ
旅の楽しみは現地において五感で様々なことを感じられること。視聴覚情報以外をこの体験録のように文面で伝えるのは限界がありますが、今回の旅で感じた代表的なものにいくつか触れたいと思います。
クルーズで気になるのが船の揺れです。大型船は小型の船より有利、かつ揺れ防止装置がついているのでほとんどそれは気にならない。但し今回の航海では過去二回より揺れが大きく感じました。乗務員の方にお聞きするとタスマニア海は揺れの名所だとか?!
天候や航行海域によって影響を受けるのは当然でしょう。たまに揺れが激しいときは少々歩きにくく、階段では気を使いました。ちなみに船の中央が揺れにくいらしいですがそこまで差は感じられませんでした。



クルーズで気になるのが船の揺れです。大型船は小型の船より有利、かつ揺れ防止装置がついているのでほとんどそれは気にならない。但し今回の航海では過去二回より揺れが大きく感じました。乗務員の方にお聞きするとタスマニア海は揺れの名所だとか?!
天候や航行海域によって影響を受けるのは当然でしょう。たまに揺れが激しいときは少々歩きにくく、階段では気を使いました。ちなみに船の中央が揺れにくいらしいですがそこまで差は感じられませんでした。
2019年07月24日
太平洋クルーズ体験録(85/100):出会い⑦:様々な出会い
ランドリーで洗濯機の使い方を教えてくれ、マニラのモール内のカフェで再会したとても明るいオーストラリア夫妻、中国人と思われたくないとコメントされていた香港夫妻、シドニーに移住し事業を成功させた韓国夫妻、等が印象に残りました。
また私の亡くなった父に似た雰囲気をもつ方に船内で毎日のように遭遇し、オヤジが乗り移って我々を見守ってくれているのでは無いかと感じたこともありました。最終日にお会いした時は事情を説明し一緒に写真を撮ってもらいました。
乗員の方では毎晩ウェイターとしてお世話になったインドネシアのユゲさん、ジンバブエのウィリーさん、毎日ルームメイクしてくれたアイリーンさんにお礼を言いたいです。今回の旅で出会えた全ての人に感謝です。



また私の亡くなった父に似た雰囲気をもつ方に船内で毎日のように遭遇し、オヤジが乗り移って我々を見守ってくれているのでは無いかと感じたこともありました。最終日にお会いした時は事情を説明し一緒に写真を撮ってもらいました。
乗員の方では毎晩ウェイターとしてお世話になったインドネシアのユゲさん、ジンバブエのウィリーさん、毎日ルームメイクしてくれたアイリーンさんにお礼を言いたいです。今回の旅で出会えた全ての人に感謝です。
2019年07月23日
太平洋クルーズ体験録(84/100):出会い⑥:異文化雑感
日本人以外の方が大半なので彼らを観察していると色々と感じることがあります。まず食べる量が違う、体の大きさにもよるのでしょうが、驚きでした。反面効率を考えると日本人は小柄でも良く動けると言えるかも。
中国人の方も少数乗船していましたが、大声でしゃべる方が多く賑やかでした。中国人以外の方の話を何回かお聞きしましたが、中国人に対する印象は似通っていました。歴史や文化の違いは明らかで、それらを観察、実感できて面白かったです。
寄港地で印象的だったのは何と言ってもパプアニューギニア、熱帯雨林の国で皆さんサンダル履きか裸足で、この国には靴下が無いのかと感じました。私達から見ると全般に不便さを感じますが、自然の中で活き活きと暮らしている姿が印象的でした。


中国人の方も少数乗船していましたが、大声でしゃべる方が多く賑やかでした。中国人以外の方の話を何回かお聞きしましたが、中国人に対する印象は似通っていました。歴史や文化の違いは明らかで、それらを観察、実感できて面白かったです。
寄港地で印象的だったのは何と言ってもパプアニューギニア、熱帯雨林の国で皆さんサンダル履きか裸足で、この国には靴下が無いのかと感じました。私達から見ると全般に不便さを感じますが、自然の中で活き活きと暮らしている姿が印象的でした。
2019年07月22日
太平洋クルーズ体験録(83/100):出会い⑤:ヤクワンさん
パプアニューギニアのラバウルでの出来事。国際ホテルの海辺に面した庭で我々が休憩していると、散歩中のひとりの現地人男性に声をかけられました。外見は頑強そうでしたがとてもフレンドリーな方でした。
現地の嗜好品に関心があったので訪ねると、まさに買ってきたばかりのそれを取り出して説明してくれました。また最近あまり仕事が無いとか、中国人が増え地元経済が影響を受けているとか、日本のことをとても羨ましがる雰囲気でした。
彼は電気系エンジニアでフェイスブックもやっているとのこと、早速ネット上で繋がりました。この広い地球上で、訪れる可能性が極めて低い場所で出会いFBで繋がる、このような偶然が起こるから旅は面白いとつくづく思いました。



現地の嗜好品に関心があったので訪ねると、まさに買ってきたばかりのそれを取り出して説明してくれました。また最近あまり仕事が無いとか、中国人が増え地元経済が影響を受けているとか、日本のことをとても羨ましがる雰囲気でした。
彼は電気系エンジニアでフェイスブックもやっているとのこと、早速ネット上で繋がりました。この広い地球上で、訪れる可能性が極めて低い場所で出会いFBで繋がる、このような偶然が起こるから旅は面白いとつくづく思いました。
2019年07月21日
太平洋クルーズ体験録(82/100):出会い④:バブさん
パプアニューギニアのミニバスツアーで隣に座ったご縁で、メルボルン在住の女性とお友達になりました。彼女は一人旅行中で東京に五日間ほど滞在予定とのこと、一回顔見知りになると、船内各所で良く再会するものです。
様々な世間話をして交流しました。小学校の先生をしていた頃、自閉症で口がきけない子で苦労した話や、最近彼女の地元で増えている中国人移住者の話が聞けました。
横浜到着後、投宿するホテルのある東京駅まで移動するのが不安とのこと。我々の帰り路だったのでずっとご一緒し、昼食も共にとりました。もちろんその間、日本滞在に必要な知識をあれこれご教授したのは言うまでもありません。



様々な世間話をして交流しました。小学校の先生をしていた頃、自閉症で口がきけない子で苦労した話や、最近彼女の地元で増えている中国人移住者の話が聞けました。
横浜到着後、投宿するホテルのある東京駅まで移動するのが不安とのこと。我々の帰り路だったのでずっとご一緒し、昼食も共にとりました。もちろんその間、日本滞在に必要な知識をあれこれご教授したのは言うまでもありません。
2019年07月20日
太平洋クルーズ体験録(81/100):出会い③:ミッシェルさん
ある時和服姿の男性にお会いしました。彼は英国人で元パイロット、成田の古武術師匠の元で日本の研究をしている親日家。そして何と船内で開催されるインサイトレクチャーで日本文化に関する講演をされる講師としてマニラから乗船された方でした。
その後数回彼の講義を拝聴しましたが、日本人の我々よりも日本のコトを研究しておられ、感心しました。その後お会いした際には、日本のことを紹介する際に表面的な知識だけで伝えないように心がけておられるとの話を聞いて納得。
たまたまマスカレードパーティー設定時に我々の仮面姿を褒めていただきました。共に写真を撮りあってお話のきっかけができました。帰国後メールで彼の写真をいただけたり、またどこかで再開できるのを楽しみにしています。出会えて光栄でした。



その後数回彼の講義を拝聴しましたが、日本人の我々よりも日本のコトを研究しておられ、感心しました。その後お会いした際には、日本のことを紹介する際に表面的な知識だけで伝えないように心がけておられるとの話を聞いて納得。
たまたまマスカレードパーティー設定時に我々の仮面姿を褒めていただきました。共に写真を撮りあってお話のきっかけができました。帰国後メールで彼の写真をいただけたり、またどこかで再開できるのを楽しみにしています。出会えて光栄でした。

