ドキターＫＡＺの起業日記

標記タイトルの本を読みました、著者は都倉亮氏。壮絶な癌との闘いが描かれています。



３４歳でくも膜下出血、５５歳で中咽頭癌を発症、癌はステージ４、進行して左頸のリンパ節にも移転。それらを数回の手術で克服、幸運にも全快されたがその後の再発への恐怖にさいなまれる日々。そんな中リーマンショックが襲い、ご自身が立ち上げた会社を清算するという経験もされている。「凄い」の一言。

感動を失っていくことの怖さ、それまで大切だった物事に対する欲や興味が失われていくのを実感されたとのこと。まさに体験された方の声はずしりと響く。それに対し現在の自分、健康と時間をいただき日々やりたいことができる幸せ、喜びをかみしめないわけにはいきませんでした。

都倉さんは今「新老人の会」ＳＳＡというフェイスブックを通じた交流会のまとめ役を担当されています。ご自身の体験を書籍や講演以外のＳＮＳという場で伝えて行きたいという意欲をお持ちで非常に共感できます。

いつ自分にも同じような試練が訪れるかも知れず、感謝です。